ついつい忘れがちなお薬手帳。しかし、これがないと患者さんが困るということは、皆さんも良くわかっているはず。今回は、改めてお薬手帳の必要性と、患者さんへ持参を促すためのポイントをお伝えします!
災害時に備えて
![災害時に備えて](https://msc-10.co.jp/recruit/wp-content/uploads/pixta_69432595_-800x533.jpg)
1995年に起きた阪神淡路大震災では、病院や薬局が被災し、多くの人が通常通りにお薬をもらうことができなくなりました。当時、緊急のため処方箋がなくてもお薬手帳をもとにお薬を受け取ることができるようにして対応。2011年の東日本大震災においても、津波で病院も薬局も流されてしまった被災地で、お薬手帳を元にお薬を受け取ることができました。
このようにお薬手帳は、災害時の備えという側面からも普及が進んでいます。
患者さんに伝えてみよう!お薬手帳のメリット
![患者さんに伝えてみよう!お薬手帳のメリット](https://msc-10.co.jp/recruit/wp-content/uploads/pixta_86379819_S.jpg)
- お薬が飲めていない場合、飲み方の変更などを相談することができる
- 薬局では、お薬手帳があると管理がしやすくなるので、継続的にかかりつけ薬局でお薬をもらう場合は、患者さんが負担する費用が安くなることも!
患者さんのなかには、「お薬手帳がなくてもなんとかなる」と思っている方もいるかもしれません。しかし、何かあってからは遅いのです。直近のニュースを見ていても、いつ災害が降り掛かってくるかわかりません。緊急時に備え、常にお薬手帳を持参していただけるよう、皆さんで呼びかけましょう!